そうめんかぼちゃの酢物

材料

ソウメンカボチャ・酢・塩・砂糖

エピソード紹介 厳選素材:ソウメンカボチャ

 楕円形をしたソウメンカボチャはまたの名を「金糸うり」ともいい、古くから能登地域一帯に栽培されている。
 ウリ科の植物で夏に直径15~20cm、長さ20~30cmの黄色の実をつけ、一見ウリの大きいものかと思われる。
 非常に皮質が硬いので暑さ、寒さに強くそのままで長期保存可。 半分に切ってゆで、菜箸などでえぐり取ると、そうめん状の細いものが次から次へと出てきて、ダイコンのせん切りのようにも思える。
 暑気払いにもお勧めな夏の野菜。

 辛子和えにして漬物として頂くこともある。今風でマヨネーズやドレッシングをかけてサラダにする人もいる。

ソウメンカボチャの出し煮
 鍋にだし汁を入れ、酒、みりん、薄口しょうゆ、塩で調味して沸騰させ、ソウメンカボチャを入れて浸し、火を止め、レモン汁を加えて味をしみ込ませる。
 冷やして食べると美味しい。

カボチャで福を呼ぶ?
 夏も終わりにさしかかると家々の玄関先に小さなカボチャ=写真=がお目見えする。この色とりどりでユニークなカボチャを、顔に見立てて目や口を描いて置いておくと福を呼び込むとか?

作り方

①ソウメンカボチャは輪切りにして(果肉は円形になってほぐれるため)大きめの鍋にたっぷりの水を入れ、ゆでる。果肉がほぐれそうになったらゆで上がり(あくまでも「カボチャ」なので、皮をむいてからゆでるのは大変)
②ゆで上がったら冷水で軽くもみ洗いする(余分な部分が流れ去りシャキッと仕上がる)
③食べる直前に三杯酢(砂糖を少なめにしてさっぱりした味にする)をかける

point ソウメンカボチャはゆで過ぎないこと(カボチャのように煮ても美味しくない)

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