理事長あいさつ

　ＮＰＯ法人能登半島おらっちゃの里山里海の理事長に就任しました。初代の北風さん、二代目加藤さんの後を継ぐことに大変な重責を感じています。同時に、これまで責任ある立場で、この活動の礎を築いてこられたお二人に心より敬意と感謝を申し上げたいと思います。私たちは、これまでの取り組みを礎に、更に継続・発展できるよう会員一同、力を合わせ取り組んでいきたいと思います。どうか、今後も御指導、御助言よろしくお願いします。
　さて、法人の目的は『奥能登の豊かな自然環境の保全、世界農業遺産に認定された地域の活力の創出』、『大学等の環境調査や保全活動への連携協力、支援』としています。これまでの「生き物調査」「保全活動」「学校教育への支援」等の取り組みは確実に継続・発展させることが大切であると考えます。
　今年度は新規事業として、主要事業のプロモーションビデオの製作が盛り込まれました。映像化することは、活動内容についての共通理解を通して、必要とする知識、技能の継承や能力向上が図られ、さらに積極的な情報発信により、興味ある方々の参加を促すことにつながるものと思っています。
　最後に、いつも通り「無理せず、楽しく活動しよう」を合言葉に、これからも大いに議論し、ふるさとの豊かな自然を守っていきたいと考えています。

理事長 多田進郎

「おらっちゃの里山里海通信・2022年春号」より転載

理事長経歴

1977年3月	富山大学文理学部（物理課程）卒業
1977年4月	大阪市立瓜破中学校　勤務
1986年4月	内浦町立小木中学校　勤務
1991年4月	石川県教育委員会　勤務（～1999年3月）
2007年4月	珠洲市立三崎中学校校長（以下，退職まで校長を歴任）
2015年3月	珠洲市立宝立小中学校校長を最後に，退職
2015年10月	珠洲市教育長（～2021年9月）
2022年1月	NPO法人理事長　就任