えんど汁

材料

エンドウマメ(さやに入ったまま(すじ付き))・味噌・だし汁

エピソード紹介 厳選素材:サヤエンドウ

 緑色が濃く、張りのあるものを選ぶ。二つに折るとポキンと音がするくらいのものが新鮮。
 栄養的にはビタミンA、Cが多く、またミネラルもほどよく含んでいる。
 ジャガイモと合い口なので味噌汁の具にしたり、卵ととじたりもする。
 天ぷら、胡麻和えなどにしても美味しい。
 「えんどう豆ご飯」も旬を味わう一品で、必ず食する。(時間が経つと色が悪くなって少々残念)
 食べ飽きた頃に豆をさやから出し、硬めにゆでて冷凍保存し、グリンピースの要領で使用。

昔のおやつ
 エンドウマメがかわいい花を付け出すと、いろいろな料理を考えながら収穫準備をする。
 朝に摘んで夕方にも摘んでと対応におわれるようになるとえんど汁の登場。
 畑からビニール袋いっぱいにエンドウマメを摘んできて、大きめの鍋で炊く。
 昔はおやつ代わりに塩湯でしたエンドウマメをしごいて食べた。最後にすじだけになったえんどうの山が出来る。
 今のようにスナック菓子がなかった時代、塩ゆでのジャガイモ、ふかしたサツマイモ、もぎたてのトマト、味噌を付けたキュウリ・・・子供たちの一番のごちそうでおやつ。
 そういえば、最近の野菜は万人受けするようになってきているせいか、ニンジンやエンドウも甘みが強くなった気がする。
 昔はニンジンやピーマンなど匂いがきつかったので、子供たちの嫌いな野菜にいつも上げられていたが・・・。

作り方

①エンドウマメを水洗いする
②煮干たっぷりのだし汁にエンドウマメを鍋いっぱいに入れ、煮立ったら味噌を加える
③お椀に盛る(お椀いっぱいのすじ付きエンドウを出されるのでビックリする)
 point 食べる時にすじをつまんで歯でグィーッとしごいて食べる(上の写真)。食べ終えたすじを入れる器を用意しておく

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