かぼちゃの蒸しパン

材料

カボチャ・小麦粉・ベーキングパウダー・(アズキ)

エピソード紹介 厳選素材:カボチャ

 カボチャには、カロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE,食物繊維等が含まれている。
 カロチン、ビタミンCには抗酸化作用があり、活性酸素を除去してガン細胞の発生を防いでくれるので、カボチャは優秀なガン予防食品といわれている。
 
 貯蔵がきき、カロリーが高く、主食の代用となる野菜。
 
 珠洲の特産、能登エビスカボチャは、甘味が強く、ホクホクした食感。小ぶりな形も人気のひとつで、主に関西方面に出荷されている。
 カボチャの収穫時期になると地元の農家の人達は早朝から深夜まで出荷準備で忙しい。収穫、選別(等級基準が厳しく、近所の人から選考にもれたものをおすそ分けで頂く)、箱詰め・・・珠洲のJA職員さんはこの時期フル回転だ。

*美味しいカボチャの見分け方*
 大きさの割りにずっしりと重いものを選ぶ。皮の色は黒に近い緑色で、縞模様のはっきりしたものが良い。種は大きくてわたがびっしりと詰まっているもの。

*カボチャの保存*
 丸ごとなら冷暗所で1~2ヶ月(冬までもっているような・・・)の長期保存可。

*カボチャの種*
 カボチャの種にも栄養がありる。よく水で洗い、天日干しにしてしっかり乾燥。フライパンで表面に焦げ目がつくまで乾煎りしてから、塩をふって食べたり、お茶にして飲む人もいる。

カボチャの白玉ぜんざい=写真=
 郷土料理体験授業で地元の高校生と作った一品。地元の能登かぼちゃと能登大納言小豆で作る。
①カボチャは皮をむいて茹でる。
②白玉粉、カボチャ、豆腐をこねる。団子にまるめて、沸騰した湯に入れ、浮き上がってきたら、さらに2分ほど茹で、冷水にとる。
③小豆は一晩水につけ、茹でて砂糖を加えてとろ火で炊き、火を消して寝かせる。また、次の日とろ火で炊き、こしあんを加え寝かせる。
④③をあたため、団子を入れる。

作り方

①カボチャは皮をむいて柔らかくなるまで煮、水分を切る
②カボチャをつぶして、裏ごしし、粉類を混ぜ、こねる(手にくっつかない程度の柔らかさ)
③中にアズキを入れてパンを作る
④パンを蒸し器に入れて蒸す

◎カボチャを切る時は電子レンジに4~5分入れてから切ると楽に切れる

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