白玉の砂糖まぶし

材料

白玉粉・水・砂糖

エピソード紹介 今昔おやつ

 お盆にご先祖様を迎える準備として必ず作る白玉。(寺方ではお盆に迎え団子・送り団子を作って先祖の供養をする)=写真 盆棚=
 子供達は丸めるお手伝いをしながら、多めに作った白玉に砂糖やきなこをかけておやつとしたが、近頃ではぜんざいに入れたり、フルーツとまぜたりして、食べやすくなり、見た目にも豪華だ。
 夏、冷やした白玉はスイカや茹でた「とのきび」(とうもろこし)などと並んで子供たちの最高のおやつだった。

おばあちゃんの懐かしおやつ

熟し柿(ぽたぽたになるまで熟した柿)・・・もぎたての柿を服でこすってボリボリ食べるのもいいが、触ると指の跡がつくくらいまで放置してあった柿は甘くて甘くて。

あられ餅・・・カチカチに硬くなった鏡餅を細かく砕いて揚げる(かきもち専用にもちをつくので、あられ餅の出番は少ない)

 また、昔は、お産をした女性に食べさせるとお乳の出がよくなると言われていたらしい。科学的根拠は無いようだが、魚の味噌汁やモチも良いとされており、産後の「子屋」(産後21日間は赤ちゃんと一緒の部屋で養生している)時によく食べる。

 白玉を味噌汁の具とすることもある。

作り方

①白玉粉に水を入れ、耳たぶくらいの柔らかさに練る
②沸騰したお湯の中に入れ、浮いてきたらすくって水をはったボウルに入れる 
③器に白玉を入れ、砂糖をかけて食べる

Point 時間が経つと白玉が固くなるので出来たらすぐ食べる。

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