つるものみそ汁(輪島市)

材料

ツルモ・油揚げ・味噌・昆布・あご(トビウオの煮干)

エピソード紹介 厳選素材:つるも

 円柱状のひものような形をした褐藻類。波あたりの穏やかな磯の小礫に着生する。
 6月頃、輪島の海岸沿いはツルモ干しが盛んに行なわれる。
 ぬめりが強く、食感はジュンサイ、くずきりに似て、ほのかにコンブに似た味がする。

 水溶性の食物繊維の一種である、フコイダン(免疫力を高める成分)を多く含む(がん細胞の「自殺」を誘発する働きが報告されている)。
 フコイダンを効率的にとるには、生のものをサッと湯がいて食べたほうがいいらしいが、生は手に入りにくい。輪島では乾燥したものが土産物店やスーパーに売られている。
 乾燥したものを流水で表面の色がなくなるまで洗い=写真=、味噌汁や鍋物に入れる。

作り方

① 干物のツルモを水に浸し、よく洗って3cm位に切る
② 油揚げは細かい千切りにする
③ あごと昆布のだしを取り、油揚げとつるもを入れ味噌で味付けする

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