なすとにしんの炊き合わせ
材料
ナス・身欠きニシン・醤油・みりん・酒・だし汁
エピソード紹介 砂取り節(石川県指定無形文化財)
2023年追記 「ちょんがりまつり」は行われていません。
8月、珠洲は祭り一色。高さ14m、直径7m、重さ約500kgの日本一の大提灯を中心に、伝統芸能のちょんがり節に合わせてちょんがり踊りを踊る「ちょんがりまつり」(8月6日)、宝立鵜飼の大キリコが沖の松明を目指し、海中乱舞する「宝立七夕キリコまつり」(8月7日)、そしてもう一つが「砂取節まつり」(8月13日)。
揚げ浜塩田の労働者たちに唄いつがれた「砂取節」にあわせて踊る=写真=情緒ある祭り。
祭りのために普段は「あるもんですましとこか~」と、どこの家庭でも夏はナス三昧になっているはず。
にしんそばならぬなす・にしんそうめん
暑い夏、冷蔵庫で冷やしたナスとにしんの炊きあわせをそうめんの上にのせて頂くのも悪くない。
また、なすの煮物にそうめんを入れて炊きあげるのも美味しい。
昭和の初期頃までは、奥能登の各地でそうめん作りが盛んであった。珠洲市蛸島もその産地の一つ。
作り方
①ナスのヘタをとり、縦半分に切り、下半分の皮目に切り込みを入れる
②たっぷりの水につけアクをとる
③身欠きニシンは米のとぎ汁に一晩つけ、一口大に切る
④だし汁にナス、身欠きニシンを入れて煮る
⑤柔らかくなったら醤油、みりん、酒で味を整える。たまには味噌味も