巻鰤(まきぶり)

材料

寒ブリ・塩

食に歴史あり

 昔から奥能登に伝わる保存食。 
 寒ブリを乾燥ワラ巻きにして保存を考えた、奥能登漁民の生活の知恵だ。
 かつて京の都の貴人や加賀藩・前田家にも献上したと言われている。
 薄くスライスして、お酒のつまみに最適。(非常に塩分が強いので少量で)
 軽くあぶってご飯の上にのせ、わさび、梅干しを添えたお茶をかけ、お茶漬けにしても美味しい。
 酢水につけておいてなますの具材にしても良い。

作り方

①ブリを3枚に下ろす
②12日間天然塩に漬けた後、流水で塩抜きを行なう
③ワラに巻いて、吊るして乾燥

※ワラの巻き方が難しく、伝承者が減ってきている

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